1878年にポーランドで生まれ育ったヤヌシュ・コルチャックは、医師として、また教育者として、生涯をとおして子どもたちのために尽くしました。作家としても、子どもたちのためにたくさんの物語を書き遺しました。
現在、多くの国でコルチャックの考えが受け入れられており、子どもは生まれたときからすでに人間であり、その権利を守ることの重要性が問われています。
コルチャックの考えは、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」に大きな影響を及ぼしています。
1942年8月6日、コルチャックは自ら運営する孤児施設の子どもら200余名と一緒にトレブリンカ絶滅収容所に送られ、非業の死を遂げたのです。
日本ヤヌシュ・コルチャック協会は、2008年にコルチャックが遺したこの遺産を顕彰し、世界の子どもたちが平和で人間としの権利を育むことができるための環境づくりや研究・実践活動を支えるために設立されました。

COLUMN/April-2012

ポーランド大統領夫人“Ms. Anna Komorowska”が来日記念講演 ーコルチャックについて語るー
4月12日、ポーランド大統領夫人のアンナ・コモロフスカ氏が同国の人道アクションのグループ(理事長・Ms.Janina Ochojska) らと来日。到着すぐの同日、午後3時より城西大学(千代田区紀尾井町)で「子どもの権利」や「コルチャックの教え」について講演を行った。「日本は大変奉仕的で犠牲的精神の発達した国ですから、コルチャックをよく理解できると思う」。「日本のみなさんに、コルチャック先生のすばらしさをもっともっと伝えたい」と、熱い口調で語った。
ポーランドは今年を「コルチャック年」としており、コルチャックの没70年とコルチャックが設立した孤児院「ドム・シュロット」の100周年を記念する。世界各地でコルチャックに関する催物が開催されることになっている。日本でも11月に予定されている。
また、今回の来日では、ポーランドが支援してきた震災の被害に遭った学校や幼稚園を見学し、激励する。アンナ夫人にとっては、今回が初の日本への公式訪問となる。

Ms.Anna Komorowska の講演
ポーランド大統領夫人らは、同国の PAH(NGO/ポーランド人道アクション)が被災地の幼稚園再建に大きな貢献となった気仙沼などを視察する
会場に集まった関係者
挨拶をする駐日ポーランド大使。右端はポーランド人道アクション(PAH)理事長のヤニナ・オホィスカさん


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日本ヤヌシュ・コルチャック協会
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